Home＞紙パレットのご紹介

なぜ紙パレットなのでしょうか？

地球環境問題での環境保護政策で、従来の木製パレットが木材資源保護の見地から取りざたされています。  又、欧米諸国での木製パレットの搬入拒否や薫蒸問題などがあります。
プラスチックパレットも廃棄するときに産業廃棄物になってしまいます。  そのなかで昨今リサイクル可能な紙製パレットの需要が大きくなってきています。

弊社の紙パレットは？

世界初の耐水性のある構造のソリッドタイプの厚板紙　又は　強化ダンボールと組み合わせて創る紙製パレットです。使用目的・予算によって組み合わせを自由に選べます。

紙は木のパルプ繊維だけで作ります。パレット・桁に使用する厚板紙は強靭で、木より薄くても十分な強度が得れます。
比重はプラスチックの０．９％に対し０．７前後と２０〜２５％　軽くなります。さらに構造上の利点もあって、薄くて軽いパレットが出来ました。薄くて軽いため、取り扱いが容易で、輸送・回収・保管それぞれの場合にスペースが省けます。
特に輸送コンテナなどの段積みには薄さが有効です。又、航空貨物等ではその軽さで輸送費の削減を図ることができます。　

弊社の紙パレットの特徴

弊社の紙パレットはグリーン調達やＩＳＯに対応する「環境重視型パレット」で再生古紙を９０％以上利用しています。また使用後は再生原料としてリサイクル可能です。

紙パレットの弱点とされた耐水性・強度不足に対応するために、耐水性のある密度の高い厚板紙を原料とし、特殊な加工方法と構造によって耐水・高荷重・挫屈強度や耐衝撃強度を確保しました。
そのため通常の使用時における水分対応（結露・水漏れ・降雨など）に充分に対応できます。
また、構造上、特に耐圧強度に優れており輸送時の振動（動荷重）や保管時の段積み強度（静荷重）も他素材パレットに比べて同等以上の数値を保持しています。

紙の特性である表面の粘り強度があるため、フォーク作業などやり易く、段積みによる荷傷も少なく安定性に優れています。木製パレットのように釘のゆるみや刺・割れがなく、積荷や作業者に与える損傷は殆どなく、安全に使用できます。万一、天板に傷がついた場合でも紙貼りなどで補修が容易です。